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だるさ・疲労

  • 2022年9月25日

慢性疲労症候群:診断と治療のエッセンス その5

睡眠しても休息が取れていない ➁リフレッシュしない睡眠。 慢性疲労症候群では、入眠障害や中途覚醒などのように、様々な睡眠障害がみられます。しかしこれらの症状が治療されたとしても、ほとんどの患者では起床時に疲労感や体調不良が残ります。自律神経系によって調節されている心拍数の変動が、慢性疲労症候群や他の […]

  • 2022年9月18日

慢性疲労症候群:診断と治療のエッセンス その4

原因は不明だが、神経・免疫・自律神経・エネルギー代謝の障害 慢性疲労症候群の正確な原因は不明ですが、様々な研究により神経、免疫、自律神経、エネルギー代謝の障害であることが示されています。以下に鍵となる所見、①PEM(post-exertional malaise:労作後の不調)とエネルギー代謝の障害 […]

  • 2022年9月6日
  • 2022年9月8日

慢性疲労症候群:診断と治療のエッセンス その2

どの階層にも発症しうるが、頻度の高いグループもある 慢性疲労症候群は全米で83万6千人~250万人の患者がいるとされ、すべての年齢、民族、性別、社会経済的背景の人々に及んでいますが、いくつかの特徴はあります。女性は男性の3倍多い発症率です。10~19歳、30~39歳に発症が多くみられています。発症の […]

  • 2022年9月3日
  • 2022年9月18日

慢性疲労症候群:診断と治療のエッセンス その1

慢性疲労症候群は見逃されている 慢性疲労症候群は、もともと診断することがむずかしい疾患ですが、昨今のCOVID-19パンデミックにより、見逃されている症例がさらに増えている可能性があります。迅速で正確な診断と適切な治療は、慢性疲労症候群に対しても重要です。Lucinda Batemanらが、診断や治 […]

  • 2021年12月19日

コロナ後遺症って慢性疲労症候群?その9

考察の続き 感染のアウトブレークに伴う精神疾患の高率な発生が重要であるかどうかもまだはっきりしていません。この関連性は感染症それ自体よりも、社会的ストレスによって引きおこされているようです。特定の精神状態によって感染症後のME/CFSの発症リスクが増加するということははっきりしていませんが、ストレス […]

  • 2021年12月5日

コロナ後遺症って慢性疲労症候群?その8

考察 COVID-19感染後にME/CFSを発症するエビデンスはEBVなど他のウイルスほど明確ではありません。post-acute COVID-19症状の研究では広範囲に持続的な疲労が認められていますが、その慢性疲労をME/CFSの他の中核症状や共通の病状との関連性において評価するという、ME/CF […]

  • 2021年12月2日

コロナ後遺症って慢性疲労症候群?その7

治療オプション ME/CFSへの治療アプローチは、一般的に対症療法が中心で、不必要な検査を最小限にとどめることです。しかしながら、ME/CFSと診断名をつける以前に、この症状を引き起こす他の器質的疾患を除外する必要があります。post-acute COVID-19においては急性期の期間中に重篤な呼吸 […]

  • 2021年11月28日

コロナ後遺症って慢性疲労症候群?その6

COVID-19とME/CFS これまでの調査ではpost-acute COVID-19の症状持続期間を発症後3週間以上としてきましたが、いくつかの症例報告では4ヶ月以上長引く症状を報告しています。様々な慢性症状、具体的には疲労、呼吸困難、関節痛、筋肉痛、睡眠障害、集中力低下、記憶障害、咳、嗅覚障害 […]

  • 2021年10月26日
  • 2021年12月5日

コロナ後遺症って慢性疲労症候群?その5

ミトコンドリア機能と疲労 疲労はME/CFSおよび原発性ミトコンドリア障害における特徴的な症状であるがため、ミトコンドリアの機能とME/CFSとの関係を調べる膨大なリサーチを生んできました。筋組織内のミトコンドリアの構造、代謝、エネルギー産生の変化は、ME/CFSにおける疲労や労作後の倦怠感と関係あ […]