• 2021年6月25日
  • 2021年7月12日

理想的な加温と加湿とは

温度と湿度 いま時計を見ると気温は27.0℃、湿度は53%と表示されています。天気は晴れ時々くもりですが、風がそよいで過ごしやすい気候です。人工呼吸器においても、肺や気管支にとって快適な環境になるよう温度と湿度を調整していくことがが重要となります。 絶対湿度と相対湿度 湿度には「絶対湿度」と「相対湿 […]

  • 2021年6月20日
  • 2021年7月12日

江戸時代の麻疹治療

浅田宗伯著「橘窓書影」の時代背景  「橘窓書影」は幕末から明治にかけて活躍した漢方医、浅田宗伯の臨床記録です。彼が江戸に診療所を開業した天保7年(1836年)は天保の大飢饉の真っただ中で、各地で冷害や水害が続いていた時期でした。また江戸時代にはおよそ20年ごとに麻疹の流行がみられ、ちょうどこの年も麻 […]

  • 2021年5月30日
  • 2021年6月3日

小児では加温加湿がとっても大事

小児在宅医療での人工呼吸器  小児在宅医療で人工呼吸器をみていると加温加湿の大切さがよくわかります。病院勤務時代、大人でしかも肺の状態が良くない場合には人工呼吸器の設定に気をつかいました。酸素の濃度、一回の呼吸にどれだけ気圧や時間をかけるかなどを考え、肺や気管の中の湿度はむしろ点滴や尿の量を重要視し […]