先生、眠そうだね。
モッさん
ガジガジDr.
最近仕事が山積みで…
夜中、仕事中にデスクで寝てしまって、犬小屋できちんと寝られてないです…
そうなんだ…
要領が悪いと大変だね…
要領が悪いと大変だね…
モッさん
ガジガジDr.
仕事が多いんです！！（多分…）
あなたなんて毎日昼間っから絨毯の上でゴロゴロしてジャーキー食べて…
あなたなんて毎日昼間っから絨毯の上でゴロゴロしてジャーキー食べて…
モッさんダメだよ～ 先生、要領悪いって言われて怒ってるよw
まる
冗談通じないよねー
モッさん
ガジガジDr.
イラー（ネムー）
夜、デスクやリビングなどで電気をつけたまま寝てしまうと翌朝はすっきりしませんよね。
明るいところで寝ると良くないんだろうな…というのはなんとなく誰しも感じていることだと思いますが、血糖値への影響はあるのでしょうか？
ガジガジDr.
この疑問について調べられた報告がありました！
明るい部屋で寝ると翌日のインスリン感受性が悪化する
シカゴの睡眠研究センター（神経内科）の先生らによる研究です。
20人の非糖尿病者を10人ずつ2群に分けて研究施設内で2日間寝てもらいました（8時間）。
ひとつの群は2日間とも明るい照明の部屋、もうひとつの群は1日目は暗い部屋、2日目は明るい部屋で寝てもらいました。
睡眠中の心拍数や心拍変動と、翌朝の糖負荷試験における血糖値やインスリン分泌量が調べられました。
明るい部屋ってどれくらい明るいの？
モッさん
ガジガジDr.
明るい部屋は100ルクス、暗い部屋は3ルクスで研究が行われました。
ルクス…
モッさん
ルックス？
モッさん
まる
ルーズソックス！
まる、すごい！
モッさん
ガジガジDr.
…なにがどうすごいのですか？（イライラ）
ガジガジDr.
100ルクスは一般住宅で言うとトイレ、浴室くらいの明るさだそうです。
なるほど
モッさん
ガジガジDr.
3ルクスは街頭のある住宅街の道路（夜）くらいだそうです。寝室の明るさですね。
まる
さあさあ結果！
明るい部屋で寝た日は、暗い部屋で寝た日と比べて血糖の曲線は同じくらいだけどインスリン分泌が増えている？
モッさん
ガジガジDr.
そうですね。2日目は1日目よりも多くのインスリンが分泌されていますね。
ガジガジDr.
その理由が下のグラフですね。
インスリン感受性が落ちているんだね！明るい部屋で寝た人は、同じ血糖値を保つためにより多くのインスリン分泌が必要なんだね。
まる
ガジガジDr.
そのようですね！
夜、明るいところで寝るとインスリンの効きが悪くなってしまうようです。
ということは…
夜、明るいところで寝るとインスリンの効きが悪くなってしまうようです。
ということは…
糖尿病になりやすくなったり血糖値が上がりやすくなる？
モッさん
ガジガジDr.
その可能性がありますね。
明るい部屋で寝ると交感神経活性が亢進し続ける
睡眠中の検査では、明るい照明の部屋では心拍数がやや増加し心拍変動が低下していました。
交感神経活性が亢進し続けることでこのような結果になったのだと推測されていました。
ガジガジDr.
ということは、心血管系にも悪影響を与えそうですね。
たとえば心筋梗塞や脳卒中などの発症リスクとも関係するのかもしれません。
たとえば心筋梗塞や脳卒中などの発症リスクとも関係するのかもしれません。
やっぱり、夜はちゃんと電気を消してベッドで寝ないとだめだね。電気代もかかるしね♪
モッさん
ガジガジDr.
（モッさんは1日じゅう寝てるくせに）
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Lightexposure during sleep impairscardiometabolicfunction. Proc Natl Acad Sci U S A. 2022 Mar 22;119(12):e2113290119