糖尿病専門医が、これはすごい!と感じた最新論文を、Mossanがガジガジかみ砕いて、世界一わかりやすく紹介します。

糖尿病専門医が、これはすごい!と感じた最新論文を、Mossanがガジガジかみ砕いて、世界一わかりやすく紹介します。

Gajigaji Dogはただいま記事執筆中!(最終投稿2021/4/11)

  • 2021年4月11日
  • 2021年4月11日

STEPシリーズ:肥満症治療薬としてのセマグルチド(GLP-1受容体作動薬)

セマグルチド(GLP-1受容体作動薬)による減量治療:STEPシリーズ 肥満患者さんに対して、減量治療薬としてのセマグルチド皮下注の効果を調べたシリーズです。 日本では、セマグルチド(オゼンピック)は、2型糖尿病患者さんに対して使用されている薬剤ですね。日本で使用できる最大量は、週に1.0㎎です。 STEP1は、非糖尿病肥満者に対してセマグルチド2.4㎎/週を投与した試験(プラセボと対決)。 肥満 […]

  • 2021年3月31日
  • 2021年4月1日

スタチン服用による筋症状とノセボ効果について

「ノセボ効果」は、プラセボ効果と逆の現象をあらわす言葉 ノセボ効果(nosebo effect)は、逆偽薬効果ともいわれます。 似た言葉に「プラセボ効果」というものがあります。これは有効成分が入っていない薬剤を服用した際に、「薬を飲んでいるから効いているはず!」と思い込むことで、症状が改善する効果のことです。 「ノセボ効果」は逆に、服用した際に「薬を飲んでいるから副作用が起こるはず!」と思い込むこ […]

  • 2021年3月20日
  • 2021年3月31日

BMI24以下の高齢糖尿病患者さんはサルコペニアに注意?

アジアサルコペニアワーキンググループ(AWGS2019)による診断基準では、簡便な評価法が追加された 世界的には、ヨーロッパのワーキンググループ(EWGSOP)が作成したものがよく使用されているようです。 また、アジア人のデータをもとに作成された、アジアサルコペニアワーキンググループ(AWGS)による診断基準も、わが国ではよく使用されています。 2019年には、この診断基準が改訂され、地域の医療現 […]

  • 2021年2月25日
  • 2021年3月4日

FreeStyleリブレLink~スマートフォンをかざせば血糖値がわかる~実測値との誤差(ずれ)は?

FreeStyleリブレLinkはスマートフォンがリーダーになる測定センサー NFC搭載のスマートフォンであれば、iphone、アンドロイドともにリーダーとして使用できます。 (ただし、アンドロイドのアプリは3月以降に使用可能になるようです。) アプリは「リブレLink」と検索すれば入手可能です。 かかりつけの医療機関がリブレViewを使用していれば、データ連携の設定により、グルコース値のデータを […]

  • 2021年2月23日
  • 2021年3月31日

糖尿病患者では、食後の中性脂肪200mg/dL以上で死亡率が上がる??

食後の中性脂肪の正常値を知っていますか? 食後の中性脂肪の値は、食事の内容や量、食後の経過時間などによって、かなりバラツキますよね。 食後の中性脂肪が400mg/dLとか、500mg/dLとかまで上がっていると、さすがに良くなさそうな感じはしますが、そもそもどれくらいまで上がるとよくないのでしょうか? 2型糖尿病患者さんにおける、食後の血糖値、および中性脂肪の値と予後(死亡率)との関係を調べた報告 […]

  • 2021年2月11日
  • 2021年3月4日

イメグリミン:ミトコンドリア機能を改善する画期的な糖尿病薬

ファーストインクラスと期待される糖尿病薬 ミトコンドリアはエネルギー産生工場 ミトコンドリアは細胞内小器官のひとつであり、生体の活動に不可欠なエネルギーをATP産生という形で生み出す器官です。 ミトコンドリア機能は糖尿病発症や悪化に深くかかわっている。 さて、ミトコンドリア糖尿病についてご存じでしょうか? 先天的なミトコンドリアDNA変異によりミトコンドリア機能が低下することにより、膵β細胞からの […]

  • 2021年1月31日
  • 2021年3月4日

リベルサス(経口セマグルチド)による食欲や食の好みの変化を知る

GLP-1受容体作動薬であるオゼンピック(セマグルチド注射薬)による、食欲や嗜好の変化について、以前にご紹介しましたね。 もう1週間もしないうちに、セマグルチド経口薬(飲み薬)であるリベルサスが2型糖尿病患者さんに対して使用できるようになりますが、リベルサスによる食欲の変化や食の嗜好はどのように変わるのか、気になるところですね。 2型糖尿病患者にリベルサスを投与すると、食事、おやつの摂取量が減少し […]

  • 2021年1月24日
  • 2021年3月4日

SGLT2阻害薬は、クローズドループインスリンポンプで治療中の1型糖尿病患者の血糖値も安定化させた。

クローズドループシステムとは、患者さんが装着しているCGMセンサーの血糖情報に応じて、インスリンポンプの注入速度を自動的に増減するシステムですね。 「人工すい臓」とも言われています。 従来のCSIIやSAP療法に比べて、クローズドループシステムを用いたポンプのほうが、よりよい血糖コントロールを達成できるという報告が増えています。 クローズドループシステムであれば、血糖値は完璧にコントロールできそう […]

  • 2021年1月15日
  • 2021年3月4日

Glucose effectiveness~血糖が血糖を下げる?!

  さて、血糖が血糖を下げるとは、どういうことでしょうか? ブドウ糖の一部は、インスリン非依存性に消費される Mossanが言う通り、インスリンの働きにより血糖値が制御されることは広く知られていますが、糖のすべてがインスリン作用により組織に取り込まれ、消費されるわけではありません。 例えば、脳や赤血球、腎臓などの組織には、ブドウ糖はインスリン非依存性に取り込まれ、消費されます。 すでに100年近く […]

  • 2020年12月31日
  • 2021年3月4日

糖尿病の寛解により膵臓のサイズや形状が回復する

糖尿病患者さんでは、膵臓が小さくなり、形状も悪くなることが報告されている。 前回の記事でDiRECT studyを紹介しましたね。 やせれば2型糖尿病は治る(寛解する)? 今回は、そのpost-hoc解析(事後解析)をご紹介したいと思います。 前回は「減量すれば、糖尿病が治る(寛解する)か?」について調べられた研究でした。 今回はなんと「糖尿病が寛解すると膵臓の大きさや形態が回復するのか?」という […]