- 2021年9月17日
スマートインスリンペン ~何時に何単位打ったか記憶する注入器~
スマートインスリンペンはデータを管理できるデバイス スマートインスリンペンとはインスリン注入器のひとつです。 「注入器」とは、詰め替え用のインスリン製剤(カートリッジ)の容器となるものですね。 例えばノボ社のものであれば「ノボペン」、リリー社のものであれば「サビオ」など、色々な注入器があります。 ただし、スマートインスリンペンは注入器としての働きだけでなく […]
スマートインスリンペンはデータを管理できるデバイス スマートインスリンペンとはインスリン注入器のひとつです。 「注入器」とは、詰め替え用のインスリン製剤(カートリッジ)の容器となるものですね。 例えばノボ社のものであれば「ノボペン」、リリー社のものであれば「サビオ」など、色々な注入器があります。 ただし、スマートインスリンペンは注入器としての働きだけでなく […]
2020年10月4日に大幅加筆しました! インスリンとGLP-1受容体作動薬の配合剤は、お互いの弱点を補い合う 基礎インスリンとGLP-1受容体作動薬の配合剤が今年から使用できるようになっています。 なぜ、この配合剤が開発されたのでしょうか? Gajigaji Dog どうして、この2つの薬剤の組み合わせなんでしょう、先生? Gajigaji Dr. お互いの弱点を補い合い、各薬剤の効果が最大 […]
Gajigaji Dr. とうとうウィークリーインスリンの時代がやってきました!! そう遠くない将来、週1回注射の基礎インスリンが使えるようになりそうです! インスリンの名前はicodec(アイコデック、アイコデク)。 インスリン構造に長い脂肪酸を付加することと、3カ所のアミノ酸置換を行うことにより、アルブミンとの結合をさらに強固にして、クリアランスを低下させ、半減期を長くしたイン […]
毎回同じ単位で、または同じ糖質インスリン比でインスリン注射をしているにも関わらず、血糖が乱高下してしまうことはありませんか? 予想外に上がったり下がったりする血糖は、患者さんにとって最も不安かつストレスフルなことではないでしょうか。 血糖が乱高下する原因の一つには、注射部位のトラブルがあります。 同一部位に繰り返し注射をすることで、注射部位の皮下に変化が起こり、血糖値の乱高下を引き起こす原因となる […]
フィアスプ、ルムジェブ、ノボラピッド、ヒューマログの4剤4期クロスオーバー比較試験 Gajigaji Dog 先生、すごい臨床試験を見つけてしまいました!とうとう直接対決です! Gajigaji Dr 早く読みましょう~ オンライン版で、つい最近発表されたばかりの論文です。 ドイツの研究チームによるフィアスプとルムジェブの直接対決です。 ペン型インスリン治療中の1型糖尿病患者68人を対象とした […]
現行の超速効型インスリンでは、食後血糖上昇に追い付かない場合があった 新しい超速効型インスリンが使用できるようになっています! 超速効型インスリンとは、食事した時や、おやつを食べた時などに分泌される、追加インスリンを模倣して作られたインスリンですね。 超速効型インスリンは、いくつかのメーカーから製造販売されており、ノボラピッド、ヒューマログ、アピドラの商品名で使用されています。 これらのインスリン […]
インスリンユーザーの皆さん、「最近、インスリンの効きが悪いな…」と思うことはないでしょうか?効きが悪くなる、よくある原因についてお話ししたいと思います。 ①インスリンボール インスリンって、それぞれの患者さんにとって、打ちやすい場所がありますよね。利き手によっても、打ちやすい場所は違ってくると思います。 しかし、なんとなく同じような場所に打ち続けると、その部分の皮下組織が固くなって、イ […]
インスリンポンプは、「皮下に、持続的に、インスリンを注入することができる機械」のことです。 インスリン注射も、皮下にインスリンを注入することにより、効果を発揮します。 どちらもヒトの生理的なインスリン分泌パターンを模倣して作られていますが、インスリンの注入方法として、どこがどう違うのでしょうか? 同じインスリン製剤を使うのでしょうか? インスリン製剤は、ヒトの生理的なインスリン分泌パターンを模倣し […]