先生、僕を甘く見ないでほしいなあ、糖尿病デバイスなら何でも知ってますよ。
こういうリブレもありますよ。
FreeStyleリブレLinkはスマートフォンがリーダーになる測定センサー
NFC搭載のスマートフォンであれば、iphone、アンドロイドともにリーダーとして使用できます。
(ただし、アンドロイドのアプリは3月以降に使用可能になるようです。)
アプリは「リブレLink」と検索すれば入手可能です。
かかりつけの医療機関がリブレViewを使用していれば、データ連携の設定により、グルコース値のデータをリアルタイムに主治医が見ることも可能です。
センサーを装着すると、一つのセンサーに対して、従来のリーダーと、スマートフォンの両方の機器でグルコース値を見ることができます。(ただし、両方とも使う場合は、リーダーを先に起動させないといけません!)
少なくとも今は、少しずれる可能性が高そうです。
従来のリブレにおいて、低血糖領域の誤差が課題であった。
「リブレは低血糖領域に(やや)弱い」という話を聞いたことがあるでしょうか?
よく経験するのが、実際の血糖値が70~80mg/dL前後の時に、リブレのグルコース値がもう少し低く出てしまう、といったことですね。
たとえば、こんな感じです。
※メーカーによると、Loは血糖が40mg/dL以下を示しています。POCTは、医療従事者が使用する血糖測定器で血糖自己測定器(SMBG)に比べてより正確に血糖値を測定できます。
低血糖かどうかは、なるべく正確に知りたいよね。
新しいアルゴリズムでは、MARD(実測値との差異)が縮小し、精度が向上。
リーダーも、スマートフォンも実測値より低めに出ていますが、スマートフォンのほうが近い値になっていますね。(↓)
※Gajigaji 飼い主が、ちらし寿司とそばと皮の厚いシューマイ(12カーボ!)を食べた時の反応性低血糖のデータです…
ちなみに、急激な上昇時はコチラ。↓
スマートフォンでは、実測値よりやや高めに出ていますが、まずまず正しい印象ですね。(後ほど補正されていたので、さらに実測に近い値になっていました。)
新しいアルゴリズムでは、持続血糖モニターの精度指標である MARD(実測値との差異)が、より改善している(縮小している)ことが報告されています。
リブレリーダーのアルゴリズムも春頃にはスマートフォンと同じものに改良されるようです。
新しいアルゴリズムでは、低血糖時の誤差は確かに小さくなっているようですが、とくに急激な血糖変化の時などには、多少のずれはありそうです。(センサによっても精度に多少バラつきが出ます)
低血糖を疑ったときは、やはり実測することが重要ですね。
※詳細は、FreeStyleリブレLinkのHPをご参照ください!
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