インスリンポンプで血糖を改善させるためには、いくつかのポイントがあります
インスリンポンプを活かす?
モッさん
ガジガジDr.そうです。ポンプは良好な血糖管理を達成するうえで、極めて有用なツールですが…
ガジガジDr.その強みを活かせないと、「ペンからポンプに変えたのに全然よくならない」という事態に陥ることもあります。
インスリンポンプは、良好で質の高い血糖コントロールを行う上で、とても強力なツールとなります。
インスリンポンプに変更して、もう一歩だったHbA1cが良くなったり、低血糖が大幅に減ることをよく経験します。
ただし、ポンプは装着さえすればすべての問題が解決するデバイスではありません。
ポンプの特徴と強み、弱点を知って使いこなすことが非常に大切になります。
この点を理解していないと、せっかくポンプを導入したのに逆に血糖コントロールが悪くなってしまい患者さんも医療者も苦しくなってしまうことがあります。
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しかし、導入後に一旦血糖コントロールが悪くなったとしても、ポンプの特徴を知り、その扱いに慣れれば必ずよくなります!
ポンプで血糖コントロールを改善させるために必要なことは、以下の5つに集約されます。
ポイント① ボーラスウィザードを使わなければ、ポンプの良さを最大限活かせません
ポイント② 患者さん自身でどんどん設定変更を
ポイント③ あれっ?と思ったらすぐにペンでレスキューする習慣を身につける
ポイント④ 朝方の基礎インスリンの設定にこだわりまくる
ポイント⑤ 一時基礎レート設定の偉大さを知る
※この5つのポイントについては、ガジガジMeetingで詳しく解説しています。
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ポンプの強みを知って、使いこなしましょう!