• 2020年5月17日
  • 2022年6月12日

インスリン注射にはない、インスリンポンプの強み7つ

①患者さんに合った基礎インスリンパターンにすることができる。 基礎インスリンは、1日中同じペースで分泌されているわけではない、と以前の記事でお話しましたが、これが、一つ目のポイントになります。 インスリン注射では、1日に1回注射する持続型インスリンは、フラットな効果を発揮するので、それぞれの患者さんの特徴に合った基礎インスリンパターンを再現することは難しいのです。 一方、インスリンポンプでは、短い […]

  • 2020年5月15日
  • 2022年6月12日

グルコーススパイクよりも怖い?HbA1cスパイクについて

確かに、グルコーススパイクは動脈硬化を進行させますが… 「血糖の上がり下がりの幅が大きいと、血管によくないんですよね、、」と患者さんに聞かれることがあります。 おっしゃるとおり、日内血糖(1日のなかでの)の変動が大きいほど、血管を傷つけてしまう(動脈硬化が進行しやすい)と考えられています。 だから、食後血糖が高くなり過ぎないように抑えましょう、というわけですね。 一方、 受診のたびに見 […]

  • 2020年5月14日
  • 2022年6月12日

インスリンの効きが悪い時に、まず疑うべきこと5つ

インスリンユーザーの皆さん、「最近、インスリンの効きが悪いな…」と思うことはないでしょうか?効きが悪くなる、よくある原因についてお話ししたいと思います。 ①インスリンボール インスリンって、それぞれの患者さんにとって、打ちやすい場所がありますよね。利き手によっても、打ちやすい場所は違ってくると思います。 しかし、なんとなく同じような場所に打ち続けると、その部分の皮下組織が固くなって、イ […]

  • 2020年5月13日
  • 2022年6月12日

インスリンポンプとインスリン注射の違い|超基礎編

インスリンポンプは、「皮下に、持続的に、インスリンを注入することができる機械」のことです。 インスリン注射も、皮下にインスリンを注入することにより、効果を発揮します。 どちらもヒトの生理的なインスリン分泌パターンを模倣して作られていますが、インスリンの注入方法として、どこがどう違うのでしょうか? 同じインスリン製剤を使うのでしょうか? インスリン製剤は、ヒトの生理的なインスリン分泌パターンを模倣し […]

  • 2020年5月13日
  • 2022年6月12日

リブレを続けたいけど…(リブレによる接触性皮膚炎について)

フリースタイルリブレとは フリースタイルリブレってご存知でしょうか? 少し前に、メディアでも大きく取り上げられていたので、ご存知の方も多いと思います。 腕に、500円玉くらいの小さなセンサーを張り付けておいて、そこに小さな機械をかざすと、瞬時に予測した血糖値を画面に表示してくれる画期的なデバイスです。 細かい条件があるのですが、ざっくりいうと、1日2-3回以上のインスリン注射をしている患者さんでは […]

  • 2020年5月11日
  • 2021年5月20日

COVID-19に関して、糖尿病患者さんが知っておくべきこと

良好な血糖コントロールを保つことと、COVID-19を発症した時に使用している糖尿病薬をどうすべきか知っておくことが大切です 糖尿病患者さんでは、新型コロナウィルス感染症にかかりやすい、重症化しやすいのでは、と言われていますね。糖尿病を持つ方は、非常に緊張した日々を過ごされているのではないでしょうか。 確かに、糖尿病患者では、COVID-19(新型コロナウィルス)感染による致死率が2倍程度まで上が […]