• 2020年7月30日
  • 2022年6月12日

糖尿病患者さんのロコモは若いうちから始まっている。

 Gajigaji Dog 最近運動不足かも。でも、散歩は嫌いなんだよね~   Gajigaji Dr ロコモ、大丈夫ですか?    Gajigaji Dog それって、高齢犬の話でしょ。まだ僕、若いから関係ないです。  Gajigaji Dr いえ、ゴロゴロしてジャーキーばかり食べているあなたは、すでにロコモになっているかもしれません。 ロコモとは、ロコモティブシンドローム(運動器症候群)の通称 […]

  • 2020年7月26日
  • 2022年6月12日

インスリンポンプの新しい形~DIYのクローズドループシステム~

クローズドループシステム(人工膵臓)とは、血糖データからインスリン注入量を決定して血糖値を制御する完全に自動化されたシステム  Gajigaji Dr. クローズドループシステムをご存知ですか? 現在、日本で使用できるインスリンポンプの一部の機種(メドトロニック社MiniMed 640G) では、低血糖時にインスリン注入を中断する機能はありますが、高血糖時にインスリン注入を増量するなどの […]

  • 2020年7月16日
  • 2022年6月12日

リベルサス、注目の経口セマグルチドの強さを知る◇糖尿病薬との比較試験 総まとめ

(2021.3.5  記事の一部を修正加筆しました)  Gajigaji Dr. とうとう出ましたね!!  Gajigaji Dog 何が出たの?おやつにジャーキーもらったの?  Gajigaji Dr. 初めての経口セマグルチド(GLP-1受容体作動薬)、リベルサス錠です!  Gajigaji Dr. セマグルチドですので、オゼンピックの経口薬バージョンです。オゼンピックの弟分といったところでし […]

  • 2020年7月7日
  • 2022年6月12日

両親が糖尿病の患者では、すい臓のβ細胞機能がかなり低下している

 Gajigaji Dog 僕の姉の飼い主さんが糖尿病なんだけど、そのお父さんとお母さんも糖尿病なんだって。  Gajigaji Dog 糖尿病の体質って、一体なにを指すんだろう?  Gajigaji Dr 犬のくせに、いい質問しますね。     「血縁者に糖尿病の人がいると、糖尿病にかかりやすい」 「糖尿病の体質は遺伝する」 ということは一般的に […]

  • 2020年7月2日
  • 2022年6月12日

インスリンポンプのデメリット◇ポンプにかかる医療費も解説◇

 Gajigaji Dog インスリンポンプ、やってみたいけど、デメリットってあるのかな?  Gajigaji Dr. そこは最も気になるところですよね。 大きなデメリットは、一つです。  Gajigaji Dog たったひとつ? 今回はインスリンポンプのデメリットについて、考えてみましょう。 +++インスリンポンプってどんなもの?という疑問については、こちらの記事を […]

  • 2020年6月29日
  • 2022年6月12日

オゼンピック(セマグルチド注射薬)の食欲に対する効果について ~ただし痩せ薬ではありません~

オゼンピック(セマグルチド)は2020年に我が国でも糖尿病患者さんに対して使用できるようになった週 1 回投与のGLP-1 受容体作動薬ですね。 その血糖改善効果や体重減少効果は、GLP-1受容体作動薬のなかでもかなり強いことが期待されています。 オゼンピックの血糖改善効果の凄さについては、こちらの記事をどうぞ  Gajigaji Dog オゼンピックを投与すると、どれくらい体重が減るの […]

  • 2020年6月18日
  • 2022年6月12日

インスリンポンプ比較-パッチ式ポンプ(メディセーフウィズ)かミニメド640Gか?-

テルモ社のMEDISAFE WITHと640Gの共通点、異なる点は?  Gajigaji Dog パッチポンプってなに?貼るの?  Gajigaji Dr. そうです。新しい形態のインスリンポンプです! 昨年からパッチ式ポンプ(MEDISAFE WITH :テルモ社)が使用できるようになっていますね。 今までは、国内で「インスリンポンプ」といえば、メドトロニック社のミニメドシリーズ一択でしたが、ま […]

  • 2020年6月11日
  • 2022年6月12日

フィアスプとルムジェブの直接比較データ~ルムジェブでは立ち上がりが早く切れが良い~

フィアスプ、ルムジェブ、ノボラピッド、ヒューマログの4剤4期クロスオーバー比較試験  Gajigaji Dog 先生、すごい臨床試験を見つけてしまいました!とうとう直接対決です!  Gajigaji Dr 早く読みましょう~ オンライン版で、つい最近発表されたばかりの論文です。 ドイツの研究チームによるフィアスプとルムジェブの直接対決です。 ペン型インスリン治療中の1型糖尿病患者68人を対象とした […]

  • 2020年6月6日
  • 2022年6月12日

新しい超速効型インスリン、フィアスプとルムジェブの違いに迫る

現行の超速効型インスリンでは、食後血糖上昇に追い付かない場合があった 新しい超速効型インスリンが使用できるようになっています! 超速効型インスリンとは、食事した時や、おやつを食べた時などに分泌される、追加インスリンを模倣して作られたインスリンですね。 超速効型インスリンは、いくつかのメーカーから製造販売されており、ノボラピッド、ヒューマログ、アピドラの商品名で使用されています。 これらのインスリン […]

  • 2020年6月4日
  • 2022年6月12日

まさに今のGFR低下速度が、将来の腎予後を決める

HbA1cの値を見て、「昨年の同じ月は、どれくらいでしたっけ?」 と患者さんと振り返ることがありますが、 GFRの変化も気にしていますか? 通常、GFR(糸球体濾過量)は年1%ずつ低下する GFRとは、なんでしょうか? 腎臓の老廃物を排泄する能力をあらわしています。 実際にGFRを算出するためには、極めてややこしい検査が必要になるので、概算値であるeGFRで判断されることが多いです。 大雑把にいう […]