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かがやき糖尿病内分泌クリニック新神戸/三宮

  • 2021年5月30日
  • 2022年6月12日

糖質インスリン比が変化するのはどんな時?

◇◇ガジガジMeeting(タイトル:糖質インスリン比を正しく決定してうまく使うコツ)のダイジェスト版です。◇◇ 糖質インスリン比のおさらい 糖質インスリン比とは、超速効型インスリン1単位が処理できる糖質量(g)のことです。 すなわち、1単位で何グラムの炭水化物を食べられるか、ということですね。 日本人では、だいたい6~15くらいの人が多いと思います。   しかしこの計算って、結構面倒な […]

  • 2020年12月25日
  • 2022年6月12日

やせれば2型糖尿病は治る(寛解する)?

2型糖尿病は治りますか? (2020.12.25 大幅に加筆修正しました) しかし、改めて考えてみると、 「治る」の定義とはなんでしょうか? 「治る」が「完治」の意味であれば、たしかに糖尿病は未だ「治る」ことのない病気です。 しかし、糖尿病が「寛解」する=「病気による症状や検査異常が消失した状態」になることはあります。 寛解とは、完治はしていない(再発するかもしれない)が、治っているのと同じ状態に […]

  • 2020年12月20日
  • 2022年6月12日

1型糖尿病を治すためのチャレンジ~免疫療法~

1型糖尿病を「治す」ための免疫療法として、抗体療法や、抗原特異的療法が研究されている。 1型糖尿病は、膵β細胞に対する自己免疫反応が起こり、インスリンを分泌する細胞である膵β細胞が破壊されてしまうことにより、発症すると考えられています。 このため、1型糖尿病の発症を「予防する」もしくは「治す(根治させる)」ことを目的として、発症前もしくは発症早期の段階で自己免疫反応を抑えて膵β細胞が攻撃されないよ […]

  • 2020年12月13日
  • 2022年6月12日

夫が糖尿病だと妻も糖尿病になりやすい?

夫婦の生活習慣病は似るのか 糖尿病や、高血圧、脂質異常症などの病気は一般に「生活習慣病」と言われていますね。 但し、生活習慣だけでなく、その病気になりやすいと体質を持っているかどうかも、発症に強く関わっていることが知られています。 では、夫婦の「生活習慣病」は似るのか?という素朴な疑問について、行われた研究をご紹介します。 夫に「糖尿病」「高血圧」「脂質異常症」があると、妻が同じ病気になるリスクが […]

  • 2020年10月21日
  • 2022年6月12日

血糖値を下げるため、免疫能を上げるための運動は?~運動強度と免疫能の関係はJカーブ~

運動療法により血糖値を改善させるためには、週の半分以上、30分以上のウォーキングをまず目標に  Gajigaji Dog 食欲の秋ですね!今日、ちょっとだけ梨をもらいましたよ。おいしかった!  Gajigaji dr. いえ、運動の秋です。 運動は、糖尿病患者さんの血糖値をよくしたり、健康を守るために非常に大切ですね。 でも、どんな運動をどれくらいすればよいのでしょうか?  Gajigaji Do […]

  • 2020年10月4日
  • 2022年6月12日

ゾルトファイとソリクア比較~日本人に最適な配合剤はどちら?

2020年10月4日に大幅加筆しました! インスリンとGLP-1受容体作動薬の配合剤は、お互いの弱点を補い合う 基礎インスリンとGLP-1受容体作動薬の配合剤が今年から使用できるようになっています。 なぜ、この配合剤が開発されたのでしょうか?  Gajigaji Dog どうして、この2つの薬剤の組み合わせなんでしょう、先生?  Gajigaji Dr. お互いの弱点を補い合い、各薬剤の効果が最大 […]

  • 2020年9月21日
  • 2022年6月12日

メトホルミン内服患者では、便中に糖が排泄されている。

 Gajigaji Dog メトホルミンって、2型糖尿病の薬ですよね。でも、糖を排泄するなんて教科書に書かれてなかった気が…  Gajigaji Dr. そうでしょう!本当に驚くべきことですよ!!  Gajigaji Dog 先生、今日はいつになく熱いですね。 メトホルミンは、2型糖尿病患者さんに広く使用されている血糖降下薬です。 一般には、筋肉などでの糖 […]

  • 2020年8月13日
  • 2022年6月12日

さわってもわからないインスリンボールがある!?

毎回同じ単位で、または同じ糖質インスリン比でインスリン注射をしているにも関わらず、血糖が乱高下してしまうことはありませんか? 予想外に上がったり下がったりする血糖は、患者さんにとって最も不安かつストレスフルなことではないでしょうか。 血糖が乱高下する原因の一つには、注射部位のトラブルがあります。 同一部位に繰り返し注射をすることで、注射部位の皮下に変化が起こり、血糖値の乱高下を引き起こす原因となる […]

  • 2020年7月30日
  • 2022年6月12日

糖尿病患者さんのロコモは若いうちから始まっている。

 Gajigaji Dog 最近運動不足かも。でも、散歩は嫌いなんだよね~   Gajigaji Dr ロコモ、大丈夫ですか?    Gajigaji Dog それって、高齢犬の話でしょ。まだ僕、若いから関係ないです。  Gajigaji Dr いえ、ゴロゴロしてジャーキーばかり食べているあなたは、すでにロコモになっているかもしれません。 ロコモとは、ロコモティブシンドローム(運動器症候群)の通称 […]

  • 2020年7月26日
  • 2022年6月12日

インスリンポンプの新しい形~DIYのクローズドループシステム~

クローズドループシステム(人工膵臓)とは、血糖データからインスリン注入量を決定して血糖値を制御する完全に自動化されたシステム  Gajigaji Dr. クローズドループシステムをご存知ですか? 現在、日本で使用できるインスリンポンプの一部の機種(メドトロニック社MiniMed 640G) では、低血糖時にインスリン注入を中断する機能はありますが、高血糖時にインスリン注入を増量するなどの […]