糖尿病・内分泌 漢方内科 新神戸おかだクリニック|フットケア外来

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Shinkobe Okada Clinic

糖尿病

Diabetes

フットケア外来

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糖尿病患者さんの
足を守るために

糖尿病患者さんの足病変に対する早期発見・早期処置のための
フットケアを行っています

糖尿病患者さんでは高血糖が原因となり、微小な血管の障害(神経障害・網膜症・腎症など)と
大血管の障害(脳卒中・心筋梗塞・大動脈疾患・末梢動脈疾患)をきたしやすくなります。

 

神経と血流の障害から糖尿病足病変が発症しますが、靴擦れ、外傷、タコ(鶏眼)、ウオノメ(胼胝)、水虫(白癬)、爪のトラブルから潰瘍をきたしやすく、発見や処置が遅れると病状が急速に進行して手術や足の切断に至る場合もあります。

-神経障害-

糖尿病合併症として最も早期から見られ、割合も最も高くなります。神経障害は感覚神経障害・運動神経障害・自律神経障害の3種類に分類されますが、感覚神経障害が最初に出現します。

感覚神経障害:痛みや熱さを感じにくくなります。このため靴擦れ、タコ、ウオノメ、爪のトラブルがあっても、痛みが出現せず、気づかないうちに感染や潰瘍になったり、低温やけどを生じたりしやすくなります。

運動神経障害:足の筋肉の萎縮をもたらし、進行すると関節が変形したり、動かしにくくなったりします。足部の変形によって足底の一部に過剰な力がかかるようになりタコ、ウオノメ、またひどくなると潰瘍を作るようになります。

自律神経障害:発汗の機能が低下し、皮膚が乾燥しひび割れなどから感染を生じやすくなります。また血液の流れが変化して骨が脆くなります。

-末梢動脈疾患-

末梢動脈疾患があると血流が低下することにより酸素や栄養分が足に十分にいきわたらず、傷の治りが悪くなったり、感染しやすくなったりします。また浮腫や感染により血流がさらに低下すると血管が完全に閉塞してしまい足部の壊疽を引き起こします。

 

-感染症-

血糖のコントロールが悪いと免疫系の働きが低下し、感染を起こしやすくなります。またいったん感染が起るとインスリンの効きが悪くなりさらに血糖コントロールが悪くなるという悪循環になります。

糖尿病足病変検査

糖尿病患者さんの足病変では神経と血流の障害が原因となるためその評価が重要です

当院では、初診などで一通り足の評価をする場合、以下の手順で行います。
1

足の皮膚と変形の確認

靴下を脱いでもらって丁寧に観察します。

・皮膚の色あい・乾燥・厚さ・ひび割れのチェック

・タコ(胼胝)・ウオノメ(鶏眼)・
水ぶくれ(水疱)のチェック

・腫れ(浮腫や腫脹)のチェック

・感染(白癬など)や潰瘍のチェック

・足の関節変形のチェック

・筋肉の萎縮のチェック

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2

神経評価

糖尿病患者さんは自分の足の感覚が鈍くなっていることになかなか気づきにくいものです。

-簡便な検査方法-

モノフィラメント: 細い糸のようなもので足の裏の感覚を調べます
振動覚検査: 足首の内側に音叉を当てて調べます
ピンプリックテスト: 細い器具などで痛覚を調べます

-神経伝導検査装置-

神経伝導検査装置機械を使って神経の評価をより詳細に行うことができます。
HDN-1000はふくらはぎの腓腹(ひふく)神経に電気刺激を与え、神経の興奮が伝わる速度と大きさを測定し、神経障害の程度を測定します。
測定は約10~15秒で完了し、神経の興奮が伝わる速度と大きさが数値で表示されます。

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血流評価

-動脈の触知-

下肢では大腿動脈、膝窩動脈、足背動脈、後脛骨動脈は体の表面から触れることができます。
左右差や拍動の強弱を調べます。
わかりにくい場合はドップラー血流系を用いて評価します。

-足関節上腕血圧比(ABI)検査-

ABIは下肢の血圧を上肢の血圧で割った値です。
0.9~1.3が正常値ですが、これより低いと下肢の血流障害が疑われます。
糖尿病などで動脈の石灰化が強い場合はABIが高くなる傾向があり、その場合には足の指で血圧を測定し、それを上肢の血圧で割った値(TBI)で評価します。
TBIは0.6以上が正常値です。

糖尿病
足病変

胼胝(べんち)
タコと呼ばれるもの

圧迫や摩擦などの機械的な刺激が繰り返されることにより皮膚角質が増加してできたものです。

足の裏の骨が突出しているところにできやすいですが、胼胝下に潰瘍を形成することもあります。

カミソリやメス、グラインダーなどを用いて切除します。

また靴の評価、パットやスポンジの使用など刺激を減らす工夫も必要になります。

ウイルス感染である疣贅との鑑別が必要な場合があります。

胼胝(べんち)タコの説明イラスト

鶏眼(けいがん)
ウオノメと呼ばれるもの

胼胝と同様刺激が繰り返されて生じますが、角質層が皮膚に入り込み「芯がある」状態になっています。

 

治療も胼胝と同様、カミソリやメス、グラインダーなどを用いて切除します。

また靴の評価、パットやスポンジの使用など刺激を減らす工夫も必要になります。

ウイルス感染である疣贅との鑑別が必要な場合があります。

鶏眼(けいがん)ウオノメの説明イラスト
巻き爪

爪が内側に巻き込んだ状態です。

窮屈な履物で横からの圧迫により発生します。

その他、麻痺などで足の指に体重がかからなかったり、外反母趾などの変形、誤った爪切りなどが原因となります。

治療はテーピング、超弾性ワイヤーを用いたワイヤー法、クリップ法などがあります。

 

当クリニックでは「3TO(VHO)式矯正技法」が可能です(自費診療)。

専用のワイヤーを爪の左右に引っ掛け、専用のフックで巻き上げ固定します。

爪が短い場合にも施術可能で、侵襲なく効果的に矯正が得られます。

通常痛みもないため局所麻酔も不要で、施術当日から入浴や運動が可能です。

陥入爪(かんにゅうそう)

爪の角や先端などが爪の周りの皮膚に食い込んで、痛みや赤み、腫れなどをおこしたものです。

ひどくなると感染し、膿が出たり、ジクジクして盛り上がったりします。

 

原因は深爪などの誤った爪切りやフィットしていない履物などです。歩いて体重がかかったときに爪の角が周りの皮膚に突き刺ささることで発生します。

 

治療はテーピング法の他、プラスチック製チューブやアクリル樹脂を爪と皮膚の間に入れて爪が刺さらないように保護し、爪を真っ直ぐに伸ばすことです。

角化(かくか)

糖尿病患者さんは自律神経が障害され汗をかきにくくなります。

このため足の皮膚が乾燥しカサカサになり、ひび割れ(亀裂)ができやすなります。

こうなると皮膚のバリア機能が低下し白癬(水虫)などの感染や潰瘍を生じやすくなります。

 

保湿剤などの外用薬の使用が基本になりますが、亀裂が深い場合は角化した部位を一部切除する必要があります。

白癬(はくせん)

足白癬は、趾間(足の指の間)びらん、浸軟、紅斑をみとめる「趾間型」、土ふまずや足底の辺縁に小さな水疱ができる「小水疱型」、かかとなどに角質の肥厚をきたす「角質増殖型」に大別されます。

 

顕微鏡検査で診断して外用薬で治療します。

感染がひどくなると蜂窩織炎や壊疽など重篤な状態に進行する危険性があります。

足のみならず靴や靴下も清潔に保つ必要があります。

 

爪に感染すると爪甲が混濁したり、爪が肥厚したりします。爪白癬があると足白癬は治りにくく、足白癬の感染の危険性を高めます。

治療は内服薬や外用薬を用います。

水疱(すいほう)

糖尿病水疱は糖尿病患者さんに生じる数ミリから場合によっては10㎝大の水疱です。

 

打撲など外傷が刺激になって発症することもありますが、何の誘因もなく発症し、足部に多く見られます。

糖尿病による局所の代謝や循環の異常から発生すると考えられています。

水疱が破れてしまった場合は感染の危険性があります。

洗浄、消毒、保護剤などの処置が必要になります。

浮腫(ふしゅ)

浮腫の原因は多岐にわたります。

 

心不全、腎不全、肝不全、ネフローゼ症候群、低栄養、薬剤性、下肢静脈血栓症、リンパ浮腫などが原因となります。

また、原因となる疾患がなくても加齢、長時間の立ち仕事、妊娠などでも生じます。

 

原因となる疾患がある場合はその治療が最も優先されますが、さらに下肢の挙上、マッサージ、弾性ストッキング着用などが対症療法となります。

OKADA DIABETES & ENDOCRINOLOGY CLINIC
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