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1型糖尿病

  • 2021年10月3日
  • 2022年10月31日

インスリンポンプの進化~MiniMed670G/770G/780G:クローズドループの時代へ~

CGM搭載インスリンポンプ:SAPはとうとうクローズドループの時代へ 本日はメドトロニック社のインスリンポンプであるMiniMedシリーズの進化についてご紹介します。 現在、日本で使用できる最も新しいSAP(CGMを搭載したインスリンポンプ)は「MiniMed 640G」ですね。 これは、低血糖を予測して自動的に基礎インスリン注入を自動で一時中断してくれる機能(スマートガード)を有するポンプです。 […]

  • 2021年5月16日
  • 2022年6月12日

幼小児期発症の1型糖尿病が脳容積やIQに与える影響について

幼少期の糖尿病発症、血糖コントロールと脳発達との関係について 幼小児期発症の1型糖尿病患児の脳発達について詳細に調べられた研究です。 1型糖尿病患児144人と年齢をマッチさせた糖尿病のない幼児・小児72人を対象として行われました。 試験開始時に、少なくとも1か月以上のインスリン治療を行っている4~7歳の1型糖尿病患者がリクルートされました。 てんかん、糖尿病以外の慢性疾患、精神疾患を持つ児、発達遅 […]

  • 2021年1月24日
  • 2021年3月4日

SGLT2阻害薬は、クローズドループインスリンポンプで治療中の1型糖尿病患者の血糖値も安定化させた。

クローズドループシステムとは、患者さんが装着しているCGMセンサーの血糖情報に応じて、インスリンポンプの注入速度を自動的に増減するシステムですね。 「人工すい臓」とも言われています。 従来のCSIIやSAP療法に比べて、クローズドループシステムを用いたポンプのほうが、よりよい血糖コントロールを達成できるという報告が増えています。 クローズドループシステムであれば、血糖値は完璧にコントロールできそう […]

  • 2020年12月20日
  • 2022年6月12日

1型糖尿病を治すためのチャレンジ~免疫療法~

1型糖尿病を「治す」ための免疫療法として、抗体療法や、抗原特異的療法が研究されている。 1型糖尿病は、膵β細胞に対する自己免疫反応が起こり、インスリンを分泌する細胞である膵β細胞が破壊されてしまうことにより、発症すると考えられています。 このため、1型糖尿病の発症を「予防する」もしくは「治す(根治させる)」ことを目的として、発症前もしくは発症早期の段階で自己免疫反応を抑えて膵β細胞が攻撃されないよ […]

  • 2020年9月27日
  • 2022年6月12日

1型糖尿病患者にSGLT2阻害薬を投与すると血糖変動が改善する

SGLT2阻害薬は、1型糖尿病患者さんにも使用できる数少ない内服薬ですね。 すい臓には作用せず、尿糖を排泄することにより血糖を下げるという新しい機序で血糖を下げるので、すい臓からのインスリン分泌が高度に低下している1型糖尿病患者さんに対しても血糖改善効果をみとめます。  undefined 1型糖尿病患者さんがこの薬を使うと、どれくらい血糖がよくなるの?  Gajigaji Dr. 日本人の1型糖 […]

  • 2020年8月27日
  • 2022年6月12日

バクスミー|低血糖昏睡時のグルカゴン点鼻薬の効果を筋注製剤と比較する

もうすぐ点鼻グルカゴン薬が我が国でも使用できるようになります。 今まで低血糖のリスクがある糖尿病患者さんには、低血糖昏睡時に投与する薬剤としてグルカゴン注射液を処方していました。 もちろん低血糖昏睡に陥っていたら、本人が対処することができないため、同居の家族などが、患者さんの異変(低血糖)に気づいたときに使用するための製剤です。 しかし、このグルカゴン注射液、アナフィラキシーショック時の自己注射薬 […]

  • 2020年7月26日
  • 2022年6月12日

インスリンポンプの新しい形~DIYのクローズドループシステム~

クローズドループシステム(人工膵臓)とは、血糖データからインスリン注入量を決定して血糖値を制御する完全に自動化されたシステム  Gajigaji Dr. クローズドループシステムをご存知ですか? 現在、日本で使用できるインスリンポンプの一部の機種(メドトロニック社MiniMed 640G) では、低血糖時にインスリン注入を中断する機能はありますが、高血糖時にインスリン注入を増量するなどの […]

  • 2020年7月2日
  • 2022年6月12日

インスリンポンプのデメリット◇ポンプにかかる医療費も解説◇

 Gajigaji Dog インスリンポンプ、やってみたいけど、デメリットってあるのかな?  Gajigaji Dr. そこは最も気になるところですよね。 大きなデメリットは、一つです。  Gajigaji Dog たったひとつ? 今回はインスリンポンプのデメリットについて、考えてみましょう。 +++インスリンポンプってどんなもの?という疑問については、こちらの記事を […]

  • 2020年6月18日
  • 2022年6月12日

インスリンポンプ比較-パッチ式ポンプ(メディセーフウィズ)かミニメド640Gか?-

テルモ社のMEDISAFE WITHと640Gの共通点、異なる点は?  Gajigaji Dog パッチポンプってなに?貼るの?  Gajigaji Dr. そうです。新しい形態のインスリンポンプです! 昨年からパッチ式ポンプ(MEDISAFE WITH :テルモ社)が使用できるようになっていますね。 今までは、国内で「インスリンポンプ」といえば、メドトロニック社のミニメドシリーズ一択でしたが、ま […]

  • 2020年6月11日
  • 2022年6月12日

フィアスプとルムジェブの直接比較データ~ルムジェブでは立ち上がりが早く切れが良い~

フィアスプ、ルムジェブ、ノボラピッド、ヒューマログの4剤4期クロスオーバー比較試験  Gajigaji Dog 先生、すごい臨床試験を見つけてしまいました!とうとう直接対決です!  Gajigaji Dr 早く読みましょう~ オンライン版で、つい最近発表されたばかりの論文です。 ドイツの研究チームによるフィアスプとルムジェブの直接対決です。 ペン型インスリン治療中の1型糖尿病患者68人を対象とした […]